機能プロテオミクスチーム

最近の主な成果

汎用ヒト型ロボット《まほろ》によるベンチワークの高度化

担当:夏目 徹 研究センター長

成果の概要

従来手作業でしか行えなかったベンチワークを高度化するロボットシステムを開発している。

これまで「上手い、下手」あるいは「気合い、根性、集中力」といった、暗黙知でしかなかった、ベンチでの熟練作業を数値化し、 より精度の高い実験データを生み出せるロボットシステムを追求した結果、汎用ヒト型ロボット《まほろ》が誕生した。

まほろは、特殊な知識・経験を必要としない、誰でも使えるティーチングインターフェースにより作業を行う。
「ライフサイエンスの実験は誤差が大きい」、「果てしない手間仕事」という常識を覆し、ベンチワークの「近代化」を目指す。

汎用ヒト型ロボット《まほろ》
図1: 汎用ヒト型ロボット《まほろ》

 

まほろシステムの特徴

  • ・高精度:人間と同レベル、あるいはそれ以上(図2)。
  • ・コンパクト:ヒトと同じワーキングスペース
  • ・フレキシブル:手持ち周辺機器・ツールをそのまま使用
  • ・簡単:誰でも出来るティーチング・インターフェース

遺伝子増幅実験おける、まほろvs人間の作業精度の比較例
図2: 遺伝子増幅実験おける、まほろvs人間の作業精度の比較例

 

開発技術の用途

  • ・標準化が求められる作業(前臨床、臨床検査全般)
  • ・ヒトが作業できない環境(真空下、高温・低温下)
  • ・危険な作業の無人化
    (バイオハザード実験、放射性同位体元素を用いる実験、有機合成等の防爆実験)
  • ・大規模実験
    (プロテオミクス:サンプル前処理のバラツキ解消、次世代シーケンサ:サンプル前処理の人的
     エラー解消、創薬スクリーニング全般の効率化)
 

★ まほろの動画はこちらからどうぞ(YouTube産総研チャンネル)。

 

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